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H17年7月1日「石綿障害予防規則」施行。解体等の作業はこれに準じて実行。
 

≪アスベストとは?≫

天然に産する絹のような光沢を持った石綿(いしわた/せきめん)と呼ばれ、鉱物繊維のこと。耐熱性・耐薬品性・絶縁性等の諸特性に優れている。そのため1970年〜1990年にかけて大量に輸入され、大半が建材として使用された。したがってこの時期の建築物には、多くの石綿が混入されている。
*「ア」=ない・「スベスト」=消せる・・・・・・「アスベスト」=消せない<不滅>ギリシャ語
 
≪人体に及ぼす影響≫
吸入されたアスベストの一部は痰と一緒に排出されますが、大量に吸入した場合や大きなアスベストは肺に蓄積され、長い潜伏期間の後、発病されることがあります。
 
  石綿肺 職業上アスベスト粉じんを通例10年以上吸入した労働者に起こるじん肺の一種である。吸入されたアスベストが細気管支や肺胞に刺激を与え、炎症を起こし、気管支周辺や肺胞の線維化を来たし、肺機能障害を起こす。これはアスベストの暴露が中止した後にも進行することが知られている。最終的には肺繊維症の進展結果、呼吸不全で死亡する場合がある。
 
  肺がん 1985年に石綿肺に合併する肺がんの症例が報告され、その後多くの石綿肺合併肺がんが報告された。1955年イギリスの石綿紡績工場労働者を対象にした疫学調査で、この工場に20年以上働く労働者の肺がん死亡率が一般住民に比べて13.7倍も高いことを報告し、アスベストと肺がんの因果関係を明らかにした。アスベスト暴露から肺がん発症には通例15〜40年の潜伏期間がある。
 
  悪性中皮種 胸膜・心膜・腹膜等の漿膜腔を覆う中皮表面及びその下層の組織から発生する極めて予後不良な悪性腫瘍(がん)である。アスベスト暴露から20〜50年の長い潜伏期間を経た後発症する。悪性中皮の発生は、アスベストの種類によって差があることが知られており、クロシドライト(*1)が最も危険性は高く、アモサイト*2)がこれに次ぎ、クリソタイル(*3)は前2つより低いとされている。
 
  良性胸膜疾患 アスベストによる胸膜炎は比較的近年になってからその存在が認められた。他のアスベスト関連疾患とは異なり、アスベスト暴露開始より数年以内にも発生する。全く自覚症状がないまま経過し、後に胸膜が癒着し、びまん性胸膜肥厚として健康診断などの胸部X線検査で気づかれることが多い。胸膜プラークは、通常アスベスト暴露より20年以上経過した後、胸部X線検査で初めてみつかることが多い。それ自体は肺の機能障害をもたらすことはないが、職業暴露よりも低い濃度の暴露によって生じることが知られ、過去におけるアスベスト吸入の指標として意義が大きい。
 


<アスベストの分類>

アスベスト(石綿) ・・・・・・ 蛇紋岩 ------------クリソタイル    <白石綿・温石綿>(*3)

            ・・・・・・ 角閃石 ------------クロシドライト   <青石綿>(*1)
                      ------------アモサイト    <茶石綿>(*2)
                      ------------アンソフィライト <直閃石綿>
                      ------------トレモライト    <透角閃石綿>
                      ------------アクチライト   <陽起石綿>        

 

 
 
 
≪アスベスト処理方法≫
 
除去作業・・・  アスベストを完全に除去し、代わりの建材を使用する工事。将来的に飛散の心配がなくなります。
 
封じ込め作業・・・  吹きつけアスベストに薬剤を塗布し、硬化することにより、飛散しにくい状態にする。
 
囲い込み作業・・・  吹きつけアスベストの部分を非石綿建材で覆ってしまうことによって、粉じんが室内に飛散しないようにする
 
 
 
 
 撤去物の確認
 施行状況の確認
 分析調査        等
 
 施行計画書作成
 諸官庁への届出作成・提出
 保護具等の準備         等
 
 調査の結果から適応に沿った処理方法を行う。
   除去作業
   封じ込め作業
   囲い込み作業
 
 産業廃棄物処理 
 
 濃度測定を行い、安全を確認
 報告書作成・提出